取引リスクについて
- 指値、逆指値は指定した価格どおりに約定されますか?
指値は原則、指定した価格にて約定しますが、逆指値は以下のような場合にはスリッページが発生し、指定された価格よりも不利な価格で約定する可能性があり、意図していない損失を被る可能性がございます。
【例】21:30の経済指標発表後、レートが瞬時に変動した場合
USD/JPY 21:30:00(時:分:秒) Bid 102.100 Ask 102.110
USD/JPY 21:30:05(時:分:秒) Bid 104.200 Ask 104.210
1.103.500で指値売りの注文が入っている場合、指値は103.500で約定します。
2.103.500で逆指値買いの注文が入っている場合、逆指値は104.210で約定し指定したレートよりも不利なレートで約定します。
3.IFDで新規逆指値買い102.500、決済指値売り102.700で注文した場合、新規注文は104.210で約定し、決済注文は102.700で約定します。
よって、-151銭の損失確定となります。※指値注文について、週明けに当社が初めて配信する価格がお客様の指値注文の価格に達していた場合のみ、当該初めて配信する取引レートで約定します。
- 逆指値のスリッページに限度はありますか?
逆指値のスリッページは、市場でどの程度急激にレート変動するかによるため、スリッページに限度はありません。
- スプレッドが大きく広がる理由は何ですか?
主要国での祝日や、マーケットの終了間際・週始めのお取引、あるいは通常の取引時間帯において重要な経済指標の発表・要人発言・重要なイベントや市場間の間隙では極端に流動性が低下する等の理由によりスプレッドが広がります。
また、スプレッドは固定化されたものではなく、カバー取引先から配信されるレートをもとに、弊社において提示するレートが決まります。そのためカバー取引先に一時的かつ、大量の注文等が入ることにより、カバー取引先から弊社へ配信されるレートのスプレッドが広がることで、弊社の提示するレートのスプレッドも広がる場合があります。- 注文は遅延なく執行されますか?
経済指標発表前後や週明けのシステム稼働直後等は注文が集中し、注文が執行され、約定するまでに遅延が生じる場合があり、注文価格よりも不利なレートで約定する可能性があります。
- レート配信が止まり、取引ができませんがなぜですか?
一部通貨ペアでは市場流動性が乏しく、カバー取引先から弊社へのレート配信が止まることにより、お客様へレート配信することができなくなることがあります。
その際は、当該通貨ペアのお取引ができなくなります。
それに伴い、レート配信停止前と再開後にレートの乖離が生じ、お取引に不利益をもたらす可能性があります。
また、弊社システムに不具合が生じ、レート配信ができなくなることにより、お取引に不利益をもたらす可能性もあります。